特注のダイニングテーブルとして使える卓球台の製作レポートです。
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前回はテーブルの脚の高さを変更できるように、
脚本体と、それに接続する2種類の長さの脚を切り出しました。
次はその脚を接続するための仕掛けを製作していきます。
脚本体と高さ変更用の脚をボルトで接続できるようにするため、まずは脚本体にボルトの受けとなる金物を取り付けます。
今回は写真のような丸座金を使用します。
テーブルの脚と天板を接続する箇所によく使用されているものです。
面一(つらいち、と読みます。平らで段差がないことです)に収まるように、脚本体に円形の穴を空けて、下記の写真とは表裏逆の向きに埋め込みます。
ラジアルボール盤を使用し、2段階の深さの穴を掘ります。
大きい円は座金が埋め込めるように2mm程度の深さでよいのですが、中心部分はボルトが入るので、径の小さい深めの穴にします。
大きい円もラジアルボール盤で加工するつもりでこの様な刃をボール盤に取り付けました。

神沢 座ぐり錐 K-304 NO.2
穴あけ範囲:Φ34~80mm
穴あけ深さ:100mmまで
最大直径8cmの穴を10㎝も掘り込めるとは魅力的です。
しかし、径の大きい円を掘ろうとすると、どうしても刃のブレが大きくなります。
特に今回の場合は、加工する材の長さが45㎝あり、固定が難しく、刃のブレがさらに大きくなってしまいうまくいきませんでした。
という訳で、ボール盤では軽く外周のスジだけを付けて、後はお馴染みのトリマーで加工しました。
これで座金を脚本体に固定・・・といきたい所ですが、もうひと手間かけます。
面一に納めるためには、座金の固定に皿ビスを使いますが、今回は座金を通常とは裏表逆に使用しているため、座金のビス穴が、皿ねじが入るようにはなっていません。
このままビスを打つと皿の部分が入りきらずに浮いてしまいますので、専用のビットを使ってビス穴を皿型に加工します。
良い写真がなく申し訳ないのですが、全部の穴を皿型に削り、丸座金を皿ビスで固定して脚の本体側の加工は終わりです。
脚の加工に関してはひとつの記事でまとめるつもりでしたが、長くなってしまいましたので高さ変更用の脚の加工については次回の記事でレポートします。
完成品の記事はこちらです。
Studio7Squaresでは、特注家具の製作や、お持ち込みの材料の加工などを承っております。
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前回はテーブルの脚の高さを変更できるように、
脚本体と、それに接続する2種類の長さの脚を切り出しました。
次はその脚を接続するための仕掛けを製作していきます。
脚本体と高さ変更用の脚をボルトで接続できるようにするため、まずは脚本体にボルトの受けとなる金物を取り付けます。
今回は写真のような丸座金を使用します。
テーブルの脚と天板を接続する箇所によく使用されているものです。
面一(つらいち、と読みます。平らで段差がないことです)に収まるように、脚本体に円形の穴を空けて、下記の写真とは表裏逆の向きに埋め込みます。
墨出しして掘り込み位置を決めます |
ラジアルボール盤を使用し、2段階の深さの穴を掘ります。
大きい円は座金が埋め込めるように2mm程度の深さでよいのですが、中心部分はボルトが入るので、径の小さい深めの穴にします。
負荷が掛かりすぎないよう、少しずつ掘っていきます |
まず小さい円を先に加工します。計4本です |
大きい円もラジアルボール盤で加工するつもりでこの様な刃をボール盤に取り付けました。
神沢 座ぐり錐 K-304 NO.2
穴あけ範囲:Φ34~80mm
穴あけ深さ:100mmまで
最大直径8cmの穴を10㎝も掘り込めるとは魅力的です。
しかし、径の大きい円を掘ろうとすると、どうしても刃のブレが大きくなります。
特に今回の場合は、加工する材の長さが45㎝あり、固定が難しく、刃のブレがさらに大きくなってしまいうまくいきませんでした。
という訳で、ボール盤では軽く外周のスジだけを付けて、後はお馴染みのトリマーで加工しました。
座金の直径に合わせた円を掘っていきます |
4本仕上がりました! |
これで座金を脚本体に固定・・・といきたい所ですが、もうひと手間かけます。
面一に納めるためには、座金の固定に皿ビスを使いますが、今回は座金を通常とは裏表逆に使用しているため、座金のビス穴が、皿ねじが入るようにはなっていません。
このままビスを打つと皿の部分が入りきらずに浮いてしまいますので、専用のビットを使ってビス穴を皿型に加工します。
こちらもお馴染みマキタのインパクトドライバーです |
皿型に加工後…なんですが分かりにくいですね |
完成品の記事はこちらです。
Studio7Squaresでは、特注家具の製作や、お持ち込みの材料の加工などを承っております。
こちらからお問い合わせ、ご注文お待ちしております!
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