木工をする時の保護具いろいろ その2

前回の記事で紹介した基本的な保護具に加え、Studio7Squaresでは以下の保護具も必要に応じて使用しています。

・防護面

アクリル等の透明で顔全体を覆ってくれる物や、鉄製でメッシュになってるもの等があります。溶接に使う溶接面もこの分類に入るかもしれません。
不要時は上に跳ね上げて顔の前からどかすことが出来ます。
木工で使う時は、透明の物が視界も良く顔全体を覆ってくれるのでおススメです。
海外の木工家は旋盤を使う時に良く防護面をつけています。



・安全靴

つま先に鉄板や硬質の樹脂が入っていて重いものやするどい物を落とした時、ぶつけた際などに足を守ってくれます。
Studio7squaresでは主に重量物を扱う時等に履いています。

編み上げブーツの様な大きな物からくるぶしまでの物、水や油に滑りにくいソールの物、アスファルト工事用の耐熱性の高いものまで販売されています。
足先の鉄板や樹脂などがつま先に当たり続けると痛みを生じる場合があるので足幅やサイズの合ったものを探すと良いと思います。
写真のものはミドリ安全の安全靴で、かなり幅広の物です。


さて、以上の様に木工作業中に作業者を守る保護具は沢山あります。
急いでいる時はついつい保護具を着けずに作業しがちですが、そういう時こそ、一呼吸入れて落ち着いて作業に入る儀式として保護具をきちんとつけるのも良いと思います。
慌てていたり気が急いている時は、作業ミスや怪我も増えるので結局長い目で見たら落ち着いて作業した方が早いかもしれません。(経験談、、、苦笑)


中には保護具を着けて作業してるのがダサいと思う方もいるそうですが(私も言われたことがあります)、自転車のヘルメットと同じで見る人が見れば適切な保護具を着けずに作業する方がダサいかも知れません。
自分の身は自分で守るしかありません。


さて、これらの保護具を有効に使って安全な木工ライフを楽しみましょう!
次回の記事では今回と少し関係する集塵についてお話ししたいと思います!

コメント