ジャボンのジャム

正月に実家に帰った際、祖母が育てたというジャボン(ザボン)を貰ってきました。
玄関の下駄箱の上にどーんと置かれていて、出掛けに「これ持ってけー」と言われてありがたく頂戴してきました。
「じゃぼん」と聞いて初耳だなと思ったのですが、調べたらブンタン(ボンタン)の別名だそうです。ボンタンアメのあれですね。
表面は分厚い黄色い皮で覆われていて、ドッジボールくらいの大きさの柑橘類です。

ブンタン

大きさ比較

切ってみると何と表皮から2〜3cmくらいは白い綿で、実の部分は普通のオレンジくらいのサイズでした。見た目ほど食べられる部分がないのかな…と思いましたが、調べると表面の皮と白い綿の部分も全部ジャムなどにして食べられるのだそうです。白い綿部分だけで砂糖漬けにしたお菓子もあるようです。

ジャボン中身

実はグレープフルーツにの酸味にちょっと苦味を足した感じの味で、ジューシーさはグレープフルーツより少ない感じでした。(個体差かもしれませんが)

せっかくなので皮はジャムにすることにしました。
スライスして一晩水にさらし、何度か煮こぼしした後、砂糖を入れてぐつぐつと煮込みました。
スライスの一切れが結構でかいのはご愛嬌ということで。煮込んだらクタクタに小さくなったので大丈夫です(?)。

ジャム作り

レシピを調べて何となくで作ったのですが、上白糖はなかったのでてんさい糖を入れたのと、てんさい糖の分量もうっかり多くしすぎたために、結構てんさい糖の主張が強いジャムが出来上がりました。(一応ジャボンの味も残っています)
残りのジャボンの実かレモン汁などで酸味を足せばもうちょっと美味しくなるかもしれません。

鍋いっぱいに作ったので、しばらく楽しめそうです。

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