DIY・日曜大工でもできるトリマーを使ったテンプレート加工

今回の記事では、トリマーを使用してテンプレート加工をする方法についてご紹介致します。

下の画像は以前に制作したダイニングテーブルになる卓球台の脚部で、接合金具を埋め込むための丸い溝を掘りました。

テーブルの脚

テンプレート加工

このように同じ寸法の溝を何度も加工する場合はテンプレートを作って加工すると便利です。
(上記の画像では角材の端に固定してあるベニアがテンプレートです)

テンプレートは掘り込みたい形の穴を開けた物を作ります。
この時は自在錐という回転刃物を使用して丸い穴を開けました。
自在錐(キリ)というのは開けたい穴のサイズを設定するとそのサイズの穴を開けられるものです。
もしも真円でなく複雑な形の掘り込みをしたい場合でも、糸鋸やスピンドルサンダーなどで穴をあけテンプレートを作れば同じ溝を何度も開けることが可能です。
(曲線が急な場合は刃物の径によっては加工できない場合もありますので注意が必要です)

今回は真円の穴を開けたベニアのテンプレートを脚部の底にビスで取り付け、その後にトリマーで掘り込んでいきました。

トリマー加工

このベニアが縦に長いのは偶然選んだ端材が長かったからで特に理由はないのですが、トリマーのベースプレートが安定して結構使いやすかったです。
もしビスで穴を開けるのが困難な場合は、角材の外形に合わせたガイドをテンプレートに取り付けて固定することも可能です。

ここで大事なのはトリマーに取り付けるビットの種類です。
テンプレートに沿わせて加工を行うときは、ベアリングが取り付けられた「テンプレートビット」を使います。

テンプレートビットのベアリング部分がテンプレートに沿うようにして加工していけば加工完了です。
トリマーやルーターは回転方向を間違えて使うと大変危険ですので、使用の時は取扱説明書をよく読んで安全に留意して加工してください。

下の画像が金具を溝に固定した状態です。4本を同じように加工しました。

テーブルの脚

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