今回の記事では、自家製木製カヌーの型についてご紹介したいと思います。
昨年の夏頃から、主に池田君が主体で木製カヌーを製作しています。
設計図を購入し、その図面に合わせて型を作って、、、というところで池田君も多忙になり作業はストップしているのですが、まだブログでご紹介していなかったのでご紹介したいと思います。
今回製作に挑戦しているのはストリププランキング工法という工法で、これは型を作ってそこに細く製材した板を当てがい形を作って最後に型から外す作り方です。
型板はカヌーの場所によって必要な形が決まっているのでその形(型を当てる部分のカヌーの断面図)に切り出します。
下の写真を見て頂くとなんとなくカヌーをひっくり返した形になっているのがわかるかと思います。
この写真を撮った時点ではまだ大まかな切り出しが完了しただけだったのでガタガタしています。この後サンディングしてなめらかな曲面になっています。
バンドソーでベニヤから型を切り出しているところです。
この丸がたくさん書いてあるのはカヌーの両端に来る部分で、曲木をしてクランプで固定するために穴を開ける記しがしてあります。
真剣な眼差しの池田君
こちらがなんとなく並べてみた写真です。
実際に作業をする時はこの写真のように型を固定するためにストロングバックという台を作ります。
このストロングバックの製作の部分で何ヶ月も停滞しているのですが、現在いただいているご注文を先に完了させたら。また続きの製作を進めていきたいと思っています。
品田
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