山葡萄の籠

皆さんは山葡萄の籠、と聞いてパッと絵が浮かびますか?

山葡萄の籠を作るのに必要な型を作って欲しいというご依頼がありました。てっきり私は背中に背負って葡萄を摘んだ後に入れるような籠を想像してしまい、鬼滅の刃で禰豆子が入っている姿を頭に思い浮かべたのですが、実際は山葡萄の蔓を使って編む籠のことでした。

籠と型を使う状態の写真をお客様からいただきましたのでご紹介します。


素敵な籠バッグです!当工房で制作したのは四角い木のブロックの両側についている、カマボコ型の板です。特に材料の指定はありませんでしたので、ちょうど良い厚さの集成材で制作しました。大体10cm×20cmくらいの長方形で山の部分の厚みは2cmです。

普通の2cmの板の状態からこの形状に加工するには色んな方法があると思いますが、当工房では主にプレーナーで形をつくり、ベルトサンダーで角を無くすように仕上げました。


ホームセンターではやってもらえなかったので、とお問い合わせがあったのですが、この形状の加工はやってくれないでしょうね…

小さな物から大きな物まで、様々な加工を受け付けております。お気軽にご相談ください!



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