プレス機を導入しました。

先日のブログでご紹介した追加スペースに新しい機械を導入しました。

今回追加した設備はフラッシュプレスと言って、フラッシュ構造(中空構造)で什器や家具を作る時、ベニヤに薄い無垢材やメラミン板を貼って仕上げる時、無垢材を貼り合わせて厚みのある材を作るとき等に使う機械です。

このプレス機ですが、手動、半自動、全自動の三種類あって、手動は文字通り手動で全て上げ下げするもの、半自動は最後の圧着のみハンドルを回して行うもの、全自動は最後の圧着も含めて全て自動のものを指します。

今回導入したのは横井工業製の半自動プレスで、定盤のサイズは4×8尺です。

上から抑える板が4枚に分かれているのでそれぞれの加圧板を独立して使うことができます。


今まで、自分たちで圧力を加えながら接着するときは太い柱や建物の梁、パイプクランプや治具を使いながら行っていましたが、これで今後はさらに安定した接着ができる様になります。

今までの工房の面積だとプレス機を置くのは大変でしたが今回工房が広くなったタイミングでプレス機を使う仕事をご注文頂いたこと、偶然にも自分たちの希望に合う状態の良い機械が比較的手頃な価格で手に入りそうだったこと等から導入を決めました。

一般的な板材の接着用途以外には、箱物の組み立てや、型板を使った積層材の整形、木材の反りの矯正等色々な用途に使っていきたいと思います。


搬入の様子や、使っていて気が付いたことは後日こちらのブログでご紹介していければと思います。


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