以前掲載したオーダーメイドのピアノ看板の製作過程をご紹介していきます。
(以前の掲載記事はこちらです)
1、材料の切り出し
板に鉛筆で切り出したい形を書き写し、本体の板と薄ベニヤを両面テープで貼り付け、ずれないように重ねて切り出します。
直線部分はスライド丸ノコで、曲線の部分はバンドソーで切り出しますが、バンドソーの仕上げのままでは荒いので、側面をスピンドルサンダーで均します。スピンドルサンダーはペーパーを取り付ける軸の径を取り替えれば、さまざまな曲面を素早くサンディングすることができてとても便利です。
形が整ったら薄ベニヤを剥がし、ピアノの本体部分と白鍵の部分に段差をつけるために、薄ベニヤのみ部分的にカットします。形ができたら、2枚を接着剤で貼り合わせて、金具を取り付けるための穴を開ければ看板の下地は出来上がりです。余った薄ベニヤで、黒鍵部分に使用する板も切り出しておきます。
3、文字入れ
文字入れする部分にはあらかじめマスキングテープを貼り養生します。デザインした文字を原寸でプリントアウトし、看板に貼り付けて文字部分をくりぬいていきます。
強く切り過ぎるとカッターの跡が残ってしまうので、マスキングテープと貼り付けた髪が切れる程度の力加減で切り出します。違う色で文字入れする箇所もまとめて切り出します。
切り出したら、文字部分のマスキングテープをはがして、色別にスプレー塗料で文字入れをしていきます、今回は赤と黒の二色使用するので、2回に分けて行います。まずは赤文字部分を塗装するので、黒文字の部分はマスキングテープを貼っておいて塗装します。
十分に乾燥させたのち、今度はすでに塗装した赤文字の部分にテープを貼って黒文字部分のテープをはがしてスプレーで塗装します。十分に乾いたら、マスキングテープを全部はがします、うまくできているか、緊張の瞬間です。
4、手直しして完成
マスキングテープをしっかり貼っていたつもりでも、若干塗料がはみ出してしまうこともあります。それはそれで仕方ないので、細い筆に塗料をつけてタッチアップします。
あとは金具を取り付けて完成です!鍵盤部分の段差が主張しすぎない立体感があっていい感じに仕上がったと思います。
看板はお店の顔になりますので、大変重要です。オリジナルの看板が欲しい方、ぜひご相談ください。
(以前の掲載記事はこちらです)
1、材料の切り出し
板に鉛筆で切り出したい形を書き写し、本体の板と薄ベニヤを両面テープで貼り付け、ずれないように重ねて切り出します。
直線部分はスライド丸ノコで、曲線の部分はバンドソーで切り出しますが、バンドソーの仕上げのままでは荒いので、側面をスピンドルサンダーで均します。スピンドルサンダーはペーパーを取り付ける軸の径を取り替えれば、さまざまな曲面を素早くサンディングすることができてとても便利です。
形が整ったら薄ベニヤを剥がし、ピアノの本体部分と白鍵の部分に段差をつけるために、薄ベニヤのみ部分的にカットします。形ができたら、2枚を接着剤で貼り合わせて、金具を取り付けるための穴を開ければ看板の下地は出来上がりです。余った薄ベニヤで、黒鍵部分に使用する板も切り出しておきます。
2、着色
形ができたら、次は着色です。まずは白鍵の部分を白く塗装します。次に鍵盤の線を書き入れ、最後に表面のピアノ本体と側面、裏面を塗装します。
黒鍵の板も黒く塗装し、本体が乾燥し終わってから貼り付けます。これで残りは文字入れです。
3、文字入れ
文字入れする部分にはあらかじめマスキングテープを貼り養生します。デザインした文字を原寸でプリントアウトし、看板に貼り付けて文字部分をくりぬいていきます。
強く切り過ぎるとカッターの跡が残ってしまうので、マスキングテープと貼り付けた髪が切れる程度の力加減で切り出します。違う色で文字入れする箇所もまとめて切り出します。
切り出したら、文字部分のマスキングテープをはがして、色別にスプレー塗料で文字入れをしていきます、今回は赤と黒の二色使用するので、2回に分けて行います。まずは赤文字部分を塗装するので、黒文字の部分はマスキングテープを貼っておいて塗装します。
十分に乾燥させたのち、今度はすでに塗装した赤文字の部分にテープを貼って黒文字部分のテープをはがしてスプレーで塗装します。十分に乾いたら、マスキングテープを全部はがします、うまくできているか、緊張の瞬間です。
4、手直しして完成
マスキングテープをしっかり貼っていたつもりでも、若干塗料がはみ出してしまうこともあります。それはそれで仕方ないので、細い筆に塗料をつけてタッチアップします。
あとは金具を取り付けて完成です!鍵盤部分の段差が主張しすぎない立体感があっていい感じに仕上がったと思います。
看板はお店の顔になりますので、大変重要です。オリジナルの看板が欲しい方、ぜひご相談ください。
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